中古ドメインの調査ってどんなことを確認したらいいでしょうね?
私は中古ドメイン大好きで現役でバリバリ使っているのですが、現在使っている7個の調査項目と調査方法を紹介します。
はじめにお断りですが、中古ドメインの調査や評価基準は、人によってかなり違いがあって、しかも正解がないです。
一般的なサイトで「やった方がいいよ!」と書かれていても私は「やらなくてよくね?」と思うものもありますし、それも時間が経つにつれて変わることがあります。
あくまで1アフィリエイターの私が「今」やっている調べ方や評価の項目として参考にしてもらえたらと思います。
また時期を見て更新したいなと思います><
中古ドメインの調査は可能な範囲でが鉄則!
中古ドメインの調査ってやり出すと本当にキリがないです。それこそ1ドメインで1時間、2時間かかったり。そんなことしてる間に狙ったドメインが取られてしまったり涙
しかも徹底的に調査したからってその中古ドメインが上がるとは限らない。
なので今では時間対効果を考えて、調べられるものをサクッと調べて一気にバッと取る。
こういうことを意識しています。
中古ドメインの7の調査項目と調査方法
以下は私が普段やっている調査項目と調査方法です。
- ドメイン名をチェック
- リンクの数を調べる
- リンクIPの数を調べる
- facebookシェア数、はてなブックマーク数を調べる
- インデックス数を調べる
- 中古ドメインの運用履歴を調べる
- wwwありなしを調べる
一部有料ツールでしかできないこともありますが、やはりお金を出すとそれなりに良い調査ができます。必要かどうかは資金と相談して検討してください。
ドメイン名をチェック
まずはパッと見で分かるドメイン名をチェックします。
ドメイン名とは、○○.comの部分です。
Vuitton、Hermes、Gucci、nikeなどスパムサイトに多い単語を含むドメインや、意味不明な文字列のドメイン、sale、cheap、buyなどの最安値、セール情報系の単語があれば候補から外します。
具体的な単語などはこちらにより詳しく書きました。

また、自分で読めない単語が出てきた場合はGoogle 翻訳である程度チェックができます。

何語かわからない場合は「言語を検出する」のところをクリックしてから単語を入れるとチェックできるので便利です。
リンクの数を調べる

リンクの数はドメインリストが調べられるExpired domain(エクスパイアードドメイン)でも調べられますが、私は有料ツールのAHREFSを一番信頼しているので使っています。
ちなみに総被リンクの数(BL)ではなく、リンクされているドメインの数(DP)を気にしています。
5本とか少なすぎでは中古ドメインの意味がないですし、1000本とか多すぎるとスパムの可能性もあるしで微妙なところですが、20以上がおすすめです。
たまにたくさんの被リンクドメインを取ってみたりと色々と実験しながら取っています。
無料でバックリンク数をチェックしたい方は、この辺りでチェックしてみてください。
検出できるリンク数が少なかったり回数制限などがあるものもありますが、無料で使えます。
順位チェックもできるCOMPASSなんかは一度の買い切りでずっと無料で使える(mozデータを持ってきてる)し、一括でチェックもできるのでこちらもおすすめです。
リンクIPの数を調べる

リンクIPというのはいくつのIPからリンクされてるかという数字です。IP分散とも言われます。こちらはAHREFSで調べています。「Ref IPs」の項目です。
さっき上でリンクドメインの数を気にすると言いましたが、例えばリンクされているドメインの数が100、リンクされている IPの数が2だったらどうでしょうか?
一つのドメインから50リンクされていることになります。だいぶあやしいですね?(というか多分サイドバーとかからのリンクです)
リンクはなるべくバラバラのサイトからがいいので、リンクドメインの数と近い方が良いです。
上で解説したリンクチェックツールでも調査できます。
facebookシェア数、はてなブックマーク数を調べる
SNSのシェア数も調べます。facebookシェア数、はてなブックマーク数は(通常は)普通の人間が反応しているということなので、シェア数が多ければ自然なサイトっぽい、よりスパムではなさそうという判断ができますよね。

SNSのシェア数のチェックでは、SEOチェキが簡単です。URLを入力してチェック!ボタンを押すだけ。

SNSのシェア数が簡単にチェックできます。
インデックス数を調べる

インデックス数は、グーグルがそのサイトを何ページ認識しているかです。
0か1以上かでかなり変わる項目ですね。
0だと、スパムサイトの可能性が上がります。これはペナルティを受けるとインデックスを削除されることがあるためです。
0だと必ずペナってことではなく、ここを重視しすぎると中古ドメインの数がかなり減ってしまうので、他の条件がよければ0でも全然取ります。
中古ドメインの運用履歴を調べる
中古ドメインなので、元のサイトがどういうサイトなのかをチェックします。と言ってもここはかなり手間がかかるところなので、時間と相談です。

元のサイトの運用履歴は、Wayback Machineが便利です。
黒いのバーがたくさんあればあるほど、より多くキャッシュされたサイト(≒更新履歴の多いサイト)です。
ブログのようなカレンダーが出てきてますが、青はキャッシュ、緑はリダイレクトを表しています。
青いところをクリックするとその時のサイトの見た目が現れるので結構面白いです。
この運用履歴をチェックして、似たジャンルのサイトを立ち上げるのも1つです。前のサイトと似たようなサイトを運営すれば順位がすぐ上がってくる可能性も高くなります。
もし言葉がわからなければ、本文をGoogle翻訳にコピペして予想します。
ドメインの運用履歴が長いほど良いという人もいますが、私はそんなに気にしていません。
ちなみに、リダイレクトを発見した場合はあまり取りたくないドメインです。リダイレクトしていると、ドメインのパワーが空っぽになっているとされています。
こちらにも書いてます。

追記:中古ドメインの運用履歴とリダイレクトを簡単に調べられるツールもあるのでこちらも参考にどうぞ。

wwwありなしを調べる
http://abc.com/
http://www.abc.com/
のように、wwwのありなしは前の運用サイトと合わせるべきです。なぜなら、 Google はwwwのありなしで別サイトとみなしているからです。

wwwあり・なしのチェック方法ですが、上で説明したWayback Machineでも調べられますし、他の方法でも調べることができます。

良いと言われてるけど私はやらない中古ドメインの調査項目
SEOのサイトやアフィリエイトの情報サイトでわりとで紹介はされているけど、反対意見というか、私がやらない調査項目です。
- リンクの質を見ること
- https://www.aguse.jp/でスパム調査
- 運営の国を見ること
リンクの質を見ること
「リンクの質」というのは、
- まともなサイトからリンクを受けているか?
- いい感じのサイトからリンクを受けているのか?
ということです。
本当は見たいところなのですが、見出すとキリがないのと、日本語以外の言葉が全くわからない人間なのであえて無視しています。
https://www.aguse.jp/でスパム調査
https://www.aguse.jp/でドメインのブラックリストチェックしよう!とわりと書いてあるサイトは多いのですが、私がやってみても一度もoutになったことがありません。。。
今現在手動ペナルティと確定しているドメインを20個調査してみましたがやっぱり全部セーフです(笑)時間の無駄なのでやりません。
運営の国を見ること
中国のドメインはだめだとかロシアのドメインはだめだとか言われているのですが、私は全然気にしてないので見ません。
事実、中国系の出会い系中古ドメインで一番上がった経験があるのでこの経験も大きいかと思っていますw
絶対にペナルティーが嫌だという人は、この二つを外しておくと無難なのかもしれません。
中古ドメインの調査は自分の評価基準を持とう!
以上、私の超個人的な中古ドメインの調査と簡単な調査方法を紹介しました。よかったらマネしてみてください。
一番大事なのは、何度も繰り返しドメインを選定して、取って、自分の評価基準を持つことかなと思います。
「自分ではこんなスペックが上がりやすいな」というのを積み上げて、経験値として次へと繋げていくことです。
このページを見ている方にはちょっと意図が違うかもしれませんが、最初の勉強のために中古ドメイン業者の中古ドメインを買ってみるのも1つです。詳しくはこちらに。

また、以下のnoteではなかなか人に言えない数値基準なんかにも触れているのでよかったらどうぞ。
Expired Domainsで中古ドメイン選定する時の基準とフィルター設定
中古ドメインのおすすめのDR数、リンク数は?2000ドメインの検証結果!
それと、中古ドメインはどこまでいっても使ってみないとわからないというのがあるので、同じキーワードで複数種まきして、上がったやつがそのキーワードの正解です。
この辺のやり方はこちらを参考にしてください。
