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渾身の1ページで稼ぐノウハウ

先日、私が持っているドメイン(中古ドメイン)を初めて移管してみました。
背景としては、お名前.comの「サービス維持調整費」という謎の料金請求に不満を持ったことからですが、ドメイン移管が無事成功しました。
私自信も色々学ぶことがあったのでメモっておきたいと思います。
お名前ドットコムからエックスサーバードメインへ移管したい!
結論からいうと、ドメイン移管はそんなに難しいものではなく、ちょっとの手間で約1年のドメイン料金が無料になったり、お名前ドットコム⇒エックスサーバードメインなら年間の更新費用も安くなるのでおすすめです。
ここでは
- ドメインを移管したい!
- ドメイン移管って何がお得?
- ドメインの移管の流れ・手順
- その他気をつけること
この辺をまとめました。
ちなみにドメイン売却は管理レジストラ(会社)によって違いがありますが大筋では同じです。
今回は、自分のドメインがお名前.com管理のドメインで、移管先がXサーバードメインだったというお話です。
ちなみにですが、ドメインの売却、売りたいという場合はこちらの記事の方がおすすめです。合わせてどうぞ。

お名前ドットコムで「サービス維持調整費」だと!?

そもそもの発端はこれなんです。
いつの間にか「サービス維持調整費」という謎の料金請求があったことから調べると、要するに「最近ドメイン管理会社も厳しいから、ちょっと手数料いただいちゃうよ~」みたいなことでした。
お名前.comでは、昨今の急激な国内電気料金高騰、為替円安進行、世界的な半導体不足などの背景を踏まえてコスト削減に取り組み、より多くのお客様の情報発信のお役に立てるよう国内最安値水準でのご提供価格の維持に努めてまいりましたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました。つきましては、サービス品質の維持および向上を目的としてお名前.comにて提供しているドメインおよび、レンタルサーバーサービスにつきまして2023年2月1日以降の新規ご契約・契約更新に関するご請求に対し10~20%程度の「サービス維持調整費」をご請求申しあげます。
前々から思ってましたが、契約しているドメインの「更新料」を勝手に途中で上げるのってズルくないですか?更新料はこれから先ずっとに適応されるし、基本は更新したいわけだし。。。
しかも、日本の大手ドメイン会社GMO系の3社、お名前、ムームー、バリュードメインも同じ「サービス維持調整費」を取るということで。。。
そんな文句を言っても変わらないので、これからの最善策を考えると、エックスサーバードメインで運営していくのが1つの答えです。エックスサーバードメインでは、更新料もGMO系より安いですし、今のところサービス維持調整費を取る予定もないとのことなので、移管するメリットも大きいですよね。


ちなみにXserverドメインは国内ドメイン取得サービスで成長率はNo.1らしいですよ。(サービス維持調整費のおかげ?)
更新料の比較はこちらを。

ドメイン移管の条件
- 取得してから60日以上経ってるか?
- 有効期限が16日以上あるか?
- 認証コード(AuthCode)が手元にあるか?(後述)
- ドメインがロックされていないか?(後述)
そもそもの話ですが、移管できるドメインには条件があります。
ドメイン移管の前に移管できるドメインなのかをざっとチェックした方がいいです。
②については、今回のお名前.comからXサーバードメインへのドメイン移管では「8日以上」となっていたのですが、移管元、移管先によっても変わるようです。お名前では16日以上残っていること。とかいう情報もあったので、余裕を持って16日としました。
移管するとその先1年間ドメイン保持できるようになるので、なるべく更新日ギリギリで移管する方が節約できます。⇒更新日は以前のまま残ります。(訂正)
認証コードやロックについては作業的な話なので大丈夫。後から出てくるので参考にしてください。
ドメイン移管にかかる費用
ドメイン売却にかかる費用ですが、レジストラによって変わるかもしれませんが、基本的には移管先への移管費用(新規ドメイン取得費用とほぼ同じ)のみです。
「移管元」に支払う手数料などはありません。
そして、ドメイン新規取得の時と同じで、各社かなり安い料金設定をしていたり、「移管は今なら1円!」とかキャンペーンもあるので、.comとかの普通のドメインなら移管は1000円もかからないでしょう。
お名前.comからエックスサーバードメインへ移管の流れ
- 【お名前.com】ドメイン移管ロックを解除する
- 【お名前.com】Whois情報公開代行設定を解除する
- 【お名前.com】AuthCode(オースコード)を取得する
- 【エックスサーバードメイン】移管先でドメイン移管申込する(購入・契約)
- 【エックスサーバードメイン】ドメイン移管メールを確認して移管申請する
- 【エックスサーバードメイン】トランスファー申請メールを確認して承認する
- 【エックスサーバードメイン】移管先でWHOIS情報公開代行設定をする
- 【エックスサーバードメイン】移管先でネームサーバー設定の確認をする(不要?)
ドメイン移管の流れはこんな感じです。【】内は作業するサイトを示しています。ちなみに全てうまくいけば、全て2日以内くらいで完了します。
①ドメイン移管ロックを解除する

まず先に移管元のお名前.comでの作業です。
ドメイン移管ロックは、お名前.comではデフォルトでオフになっているはずなので確認するだけでOKかと思います。

該当ドメインがオフになっているか確認する。(ONにしないこと)
②Whois情報公開代行設定を解除する
WHOIS情報は普通はレジストラに代行してもらってると思いますが、ドメイン移管したいときは一度代行の設定を解除します。お名前.comは場所がわかりにくいので掲載しておきます。

利用ドメイン一覧

該当ドメインクリック
「Whois情報公開代行」の設定ボタンクリック

ここ注意です。適当にチェックして青ボタン押すと、「メール転送オプション」というのを設定することになりますよ。お名前お得意のトラップです。
③AuthCode(オースコード)を用意する

同じく利用ドメイン一覧から、該当ドメインクリック。

AuthCode(オースコード)とは、移管申請時に必要な認証コードです。このコードをドメイン移管先に入力すると、このコードを使って移管申請がかかります。
AuthCode欄の「表示」をクリック。コードが出てきたらメモします。
ちなみにムームードメインではこちら↓

whois情報で「弊社の情報を代理公開にする」を選択していると表示されてませんが、、、
WHOIS情報変更→「WHOIS情報変更」ボタンから

「お客様の情報」にチェックを入れて変更すると、

オースコードが出てきます。
ムームードメインだと同じ移管でも大幅に楽ですね。。
④移管先でドメイン移管申込する(購入・契約)

次に移管先、エックスサーバードメインでの作業です。
ドメイン移管申込は、ほとんどドメイン新規購入と同じですが、「ドメイン移管」のところから申し込みするのがミソです。

移管するドメインを入力。

「移管可能です」と出ます。私はここで認証コードを入れずにやってしまいましたが後からでもできます。
ここで認証コードを入れて申し込みをすると、次の⑤の手順がいらなくなるので入れた方がおすすめ!

サーバーは既に持ってるので利用しないでそのまま進む。

「ドメイン移管」にとなってますね。更新日が1年間伸びて1円だから安い!(更新日は移管前と同じ日です。)
これで、エックスサーバードメインで使うための申込みが完了です。
⑤ドメイン移管メールを確認して移管申請する
申込みとほぼ同時に、「【Xserverドメイン】ドメイン移管申請のお知らせ(〇〇.com)」というメールが送られてきます。それを確認して手順通りやります。
④で認証コードを入れて申し込みをすると、この⑤の手順がいらなくなるので飛ばして⑥へ。

「Xserverアカウント」にログインして、画面右上の「サービス管理」をクリック、「Xserverドメイン」をクリック。

ドメイン一覧から該当ドメインの「移管申請」をクリック。

メモっていたオースコードを入れて確認。

「移管申請する」をクリック。

この後は、移管進行状況もこのように確認できます。
⑥トランスファー申請メールを確認して承認する

「【重要】〇〇.com のトランスファー申請に関するご案内」というメールが届くので確認します。(私の場合は当日、数時間後に届いてます)
要するに「ドメイン移管申請があったけど本当に良い?」という確認メールです。

メールのURLをクリックすると、こういう画面に繋がるので承認します。ちなみに、これを「承認しない」と移管することはないので、ここでキャンセルもできます。
移管先・移管元のトランスファーメール両方を承認して、同日移管が完了しました。

移管先のトランスファーメールはチェックして承認していたのですが、移管元のお名前の方のトランスファーメール「【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡 〇〇com」をスルーしていて、移管に一度失敗してしまいました。(お名前メールが迷惑メール扱いされていたみたいです。)
移管元、移管先、それぞれからメールが来るので両方とも承認作業をするのがポイントです。(そしてこのことが解説サイトにも書いてなかった。。。)
移管作業をしたのが5/12ですが、エックスサーバードメインのトランスファーメールは5/12、お名前は5/13に届いていました⇒5/17にお名前から失敗連絡届く⇒5/18に再度申請⇒同日全て完了
⑦移管先でWHOIS情報公開代行設定をする

ドメインを移管してもWHOIS情報はそのまま引き継がれるため、この状態だと個人情報が漏れてます。

エックスサーバードメインでWHOIS情報代行を設定します。(無料)
⑧移管先でネームサーバー設定の確認をする(不要?)
移管先では、新規ドメインと同じような扱いなので、新規ドメインと同じようにネームサーバーの設定をします。とは言っても確認してみたら、移管前と同じ設定がされていたので、こちらは不要なのかもしれません。
まとめ
- ドメインを移管するには決まった条件がある
- 移管するとその先1年間ドメイン保持できる(更新日も引き継ぐ)
- ドメイン移管先で新契約をする費用が発生する(激安)
- ドメイン移管元には費用負担不要
- オースコードを使って移管申請する
- お名前などGMO系よりXサーバードメインの方が更新料が安い
ということで、ドメインを移管する方法でした。
感想としては、「思ったよりも簡単だった」です。
エックスサーバードメインでは、更新料もお名前ドットコムより安いですし、新規契約も1円(2023年5月現在)。移管するメリットも大きいですよね。このページを見ながら、長く運営する予定のサイトのドメイン移管を量産したいと思います。
参考にしていただければ幸いです。
参考にしたURLも貼っておきますね。