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渾身の1ページで稼ぐノウハウ
サイトのURLってwwwがあったりなかったりラジバンダリで、どっちに設定したらいいかわからんとですよね?
私も昔どこかのシリウス解説サイトで「www統一しない」でいいよ!なんて情報を見てしまったもので、古いサイトは全部「www統一しない」で作っていて、これが間違いだったと気付いたのはそこから数年後です。
しかも最近は、SSL化なんてのも出てきて、もう意味わからんくなってますね?
例えば、
hagehage.com
ドメインを取ったとしたら
- http://hagehage.com/
- http://www.hagehage.com/
- https://hagehage.com/
- https://www.hagehage.com/
と、1つのドメインにURLが4種類存在していて、4つのサイト運営となってしまう可能性があるという複雑怪奇。。。
こんな、モウ、カンベンシテクダサイ…
状態をここですっきりさせたいと思います。
ここでは、「ドメインの正規化」と呼ばれる設定を解説。
シリウスのサイトURLのwww統一設定、常時SSL化の統一設定と、SSL化リダイレクトの記述を駆使して、なんとか1つのURLで運営したい!という話をまとめました。
シリウスのサイトURLのwww統一はどれを選ぶ?
まずは、シリウスのサイトURLのwww統一は
「統一しない」、「wwwありで統一」、「wwwなしで統一」の3パターンですが、
新規ドメイン運営か、中古ドメイン運営かによって答えが違います。
新規ドメインなら「wwwあり」か「wwwなし」のどちらか
新規サイトなら「wwwあり」か「wwwなし」のどちらかを選びます。
「統一しない」以外ならどっちでもよく、好みの問題です。
ちなみに日本人はwwwなしを好む傾向で、色んな解説サイトでも「なし」を選びましょうとなっていることが多いです。wwwなしを選ぶとURLが短くなるというメリットがあります。
中古ドメインなら、前の運営に合わせる
中古ドメインであれば、wwwの状態を前の運営状況と合わせると、前のドメイン評価を無駄なく引き継ぐことができます。
ちなみに海外の中古ドメインの場合は、だいたい「wwwあり」で運営されていることが多いです。これも文化なのでしょうか。この場合は前のURLの状態を確認する必要があるのでひと手間かかりますが、必ずやった方がいいです。
前の運営に合わせる方法はこちらも参考にしてみてください。
シリウスのサイトURLのwww統一で生成される.htaccess
シリウスのサイトURLのwww統一でできる.htaccessファイルの記述をメモしておきます。
wwwなしで統一した場合の.htaccessファイルの中身
RewriteEngine Off
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.abc\.com)(:80)? [NC]
RewriteRule ^(.*)$ http://abc.com/$1 [R=301,L]
http://www.abc.com/をhttp://abc.com/に統一したいときの設定です。
wwwありで統一した場合の.htaccessファイルの中身
RewriteEngine Off
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(abc\.com)(:80)? [NC]
RewriteRule ^(.*)$ http://www.abc.com/$1 [R=301,L]
http://abc.com/をhttp://www.abc.com/に統一したいときの設定です。
要注意!合わせてhttps⇒httpへリダイレクトする設定も
ここまで見て、「ちょっと待って、これだとhttpsで来たアクセスは転送してしないよね?」と思った方はするどいですね!
中古ドメインを使う人は、httpで行くのか、httpsで行くのかも大事です。httpでいきたい人は、https⇒httpへリダイレクトする設定もしておいた方がベターです。特にミックスホスト、カラフルボックスの人は要注意。
こちら↑でも書いていますが、シリウスにはSSL化しないという設定がないからです。
今はみんなSSL化しましょうね~っていうのが普通なので、SSL化をあえてしたくないなんて発想は一部のアフィリエイターやSEOマニア?の人ぐらいしか持ってないんですよ。
こういう「特別」な人は、シリウスのサイトURLのwww統一と合わせて、以下の設定↓をシリウスの.htaccess設定に入れておきましょう。
サイトオプション⇒.htaccess設定から次のように書きます。
<IfModule mod_rewrite.c>とかいう最初の行と最後の行は、この記述ができるかどうかの確認をしているようで、どっちか言ったらあった方がいいというくらいです。
シリウスの常時SSL化の統一はどれを選ぶ?
シリウスの常時SSL化の統一は「統一しない」、「常時SSL化する」、「常時SSL化する、さくらサーバー用」の3パターンですが、これも新規ドメイン運営か、中古ドメイン運営かによって答えが違います。
新規ドメインなら「常時SSL化する」
新規サイトなら、常時SSL化を選びます。(さくらサーバーを使うならさくらの方を選んでおきます。)
まっさらな新しいドメインなので、どちらかと言ったらSSL化されている方がいいに決まってます。
「統一しない」を選んでしまうと、https、httpという2つのURLが存在する可能性が出てきます。
中古ドメインなら、前の運営に合わせる
中古ドメインであれば、前の運営状況と合わせると、前のドメイン評価を無駄なく引き継ぐことができます。wwwありなしのときと同じですね。
最近では中古ドメインでもSSL化されているものが出てきているので、中古だからといって全部wwwあり、SSL化なしということにもならないです。
シリウスの常時SSL化の統一で生成される.htaccess
シリウスの常時SSL化の統一でできる.htaccessファイルの記述です。
常時SSL化する× wwwなしで統一した場合の.htaccessファイルの中身
RewriteEngine Off
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.abc\.com)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://abc.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://abc.com/$1 [R=301,L]
- http://abc.com/
- http://www.abc.com/
- https://www.abc.com/
の3つが
https://abc.com/にリダイレクトされます。
常時SSL化する× wwwありで統一した場合の.htaccessファイルの中身
RewriteEngine Off
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(abc\.com)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://www.abc.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://www.abc.com/$1 [R=301,L]
- http://abc.com/
- http://www.abc.com/
- https://abc.com/
の3つが
https://www.abc.com/にリダイレクトされます。
まとめ
まとめると
- 新規ドメインは「wwwあり」か「wwwなし」のどちらかを選ぶ
- 新規ドメインは「常時SSL化する」を選ぶ
- 中古ドメインは「wwwあり・なし」「SSL化する・しない」も前の運営URLに合わせる
- シリウスでは「SSL化しない」設定がないので、SSL化しない人は.htaccess設定を別で書く
以上が、シリウスのサイトURLのwww統一、常時SSL化の統一の全てかなと思います。自分の備忘録にも使おうと思います。
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